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筑豊ひとり旅 平成筑豊鉄道編 on 10/24/'21 [九州編]

この日、早出してネコ島に行くつもりが痛恨のフェリー乗り遅れ...
フェリー乗り場への道を間違えてしまい、アウト~  /(;´Д`)\ 

しかーし、それでもまだ早い時間帯だったので気を取り直して乗り鉄旅に変更と相成りました
ルートは、博多 → 小倉 → 行橋(ここから平成筑豊鉄道)→ 田川伊田 → 直方 (JR)→ 博多 という北九州一筆書きプチ周遊でありました

行橋駅です
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10年ぶりの乗車であります
 https://blade-runner-2.blog.ss-blog.jp/2011-04-10

行橋から田川伊田に向かう旧国鉄田川線は、筑豊の山々と農村に囲まれた景色の良い路線でありました
キハのエンジン音、レールのジョイント通過音、それにこの景色が合わさって何とも心地よいのです
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勾金(まがりかね)駅です
10年前はボーっとしながら乗っていた様ですが、今回は途中駅での列車交換を撮る余裕がありました
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対向列車到着です
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たった1両のキハが列車交換するには線路の有効長がけっこう長い駅ですね
対向列車待ちをしていた運転士さんのお話では、石炭輸送全盛の国鉄時代には貨車の入換も行われていて、駅の先にはハンプも設けられた、それなりの規模の駅だったとの由
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田川伊田駅で下車し、以前から気になっていた田川市石炭・歴史博物館を見学
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ここにも大きな櫓が遺されておりました   三井田川鉱業所伊田竪坑櫓(たてこうやぐら)です
炭坑で使われていた各種の機材も保存されております
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そしてボタ山  画像中央、大きな山の手前にあるポコポコと二つ横に並んだ小山がボタの山であります
昨年、別のボタ山探しをしてみましたが、其処と同様に50年も時が経つと人工的な "山" も自然に溶け込んだ感じなってしまうのですね
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博物館内の広場から見た田川伊田駅です
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以上、遺構や博物館が無ければ、かつてはココが炭鉱の街だった というコトは判らない様な感じです
そんな中で「青春の門 筑豊編」の世界に想いを馳せたりして...
いずれまたこのエリアを再訪してこの路線の雰囲気を味わいたいと思います

田川伊田駅から直方までの区間は旧国鉄伊田線で、こちらは単線ではなく複線です
だんだんと開けた感じの風景となり、そして直方に到着
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直方から博多へはJRで
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というコトで北九州プチ周遊の巻 オシマイ~
nice!(4)  コメント(3) 

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コメント 3

an-kazu

大きな山の一部が平らなのは、鉱山でしょうか?
by an-kazu (2021-10-26 18:39) 

Cedar

伊田とか後藤寺には「青春の門」を読んで行ってみた世代です。構内を風呂上がりの機関士がフルチンで闊歩していた後藤寺機関区、土間のパチンコ屋の尾根遺産が「青春の門」の挿絵の牧織江に似てたり~懐かしいなあ。
by Cedar (2021-10-26 18:40) 

nexus6

an-kazu様
さすが! スルドイですね~
てっぺん真っ平なお山は香春岳(かわらだけ)という名前で、石灰石が採れるそうです
なので、削られてこんな姿になっているとの由にござります

Cedar様
伊吹信介、、、 何故か忘れていない主人公のお名前です
「筑豊編」が良かったです でも、あの小説はいつまで経っても終わりませんね
ワタシは、信介しゃんがワセダに入学してウダウダになった辺りで読むのを止めてしまいました...

by nexus6 (2021-10-27 04:14) 

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