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ハズレのCON-COR製 MP54を走らせる [模型編]

2年ほど前、鉄模に再び手を染め始めてしまった頃、イイ加減な自作車両だけでは心許ない気がして手頃な完成品を求めていた頃、、、、
そんな頃にe湾CON-COR製のMP-54が出回っており2両ほど購入したのでありました
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勿論、正式な形式名はあるのですがココでは国電風の呼び名で
クモハ(動力車)とクモニ (→ (正) クモハニ))(非動力車)と称します
正面窓が丸型だったりして日本車とは趣きが異なりますが、時代的には日本の旧国が活躍していた頃と同じで床下機器などを見ると親近感が結構湧いてきます

ブツが届いて意気揚々と動力車クモハの走行チェックをするも????
走らない、、、てか 動きはするけれども印加電圧Max(DC15V)でも1分間に1cm程度の亀さん以下の歩み
一旦バラしてモーターをチェックするも、とりあえずは回転するし、、、
スグに走らせて遊ぶコトが出来ないまま、放置~

それから2年、ここへきて米国型のパンタ付きお電車が必要となってきたので、そのハズレ製品をなんとか走行可能にしましょと、あらためて気合を入れて~
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まずは再度の全バラシから
結局ナニがダメなのか? よーく見てみると、モーターではなく全軸駆動のギアが超絶固い
それ故にモーターの回転が全然車軸に伝わっていないコトが判りました
しかも、そのギアボックスをバラしてみても改善の方策が見つからず...
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さて どーするnexus
で、オリジナルのギアボックスには見切りをつけて、慣れ親しんだアルモデル動力にしてしまえ~ と決断
2台車とも置換か? とも考えたものの、ダイキャスト製下回りの開口部を広げたり、また前後の台車で軸間が異なっているのが分解してから判ったり、で面倒になったので1台車のみ交換
残る1台車はギアボックス内の歯車を1個抜いて手押しでも動く様にして妥協
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あとはそのダイキャスト製下回りをゴリゴリと切削、
・その広がった開口部に新たに真鍮板を加えてアル動力を装着できる様にして
 ちなみに台車の軸間は32mmほど アル台車は31mmのを利用し、1mmの違いは誤差として無視~
・切削作業中の取れてしまった一部の床下機器を付け直し
・動力上部にウエイトを載せるべく、客席部にも開口部を設け
 でもボディとか屋根はそのまんま使うのでキズ、汚れが付かない様にして
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とりあえず思い描いたカタチになったので走行チェック、、、 ん??? 遅い、、、
ダイキャスト製下回りだけで十分重量があるので更なるウエイト追加は却って死重となった様です
客席部も切削してしまったケド、ソレは忘れるコトにして再度組み直して完成~

して、冒頭1画目の姿となりました
やはり2軸のみの駆動では非力で単行運転が精一杯、動力無しのクモニを付随させるとまぁどーにか動きますが来る運転会は単行でお披露目したいと考えております
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